■ はじめに

 現在の高度情報化社会では、情報の重要性がますます高まっており、特に個人を特定できる情報(以下、「個人情報」という)が、当院従業員のみならず患者さんにとっても重要な情報であり、適切に取り扱われることが求められております。
 当院では、これら個人情報を適切に利用し、保護することが当院の社会的責任であると考えております。特に注意しなくてはならないのは、医療機関は機微情報(センシティブ情報)と呼ばれる、個人情報の中で、もっとも知られたくない情報を扱っていることを認識し、医療機関は扱う規模に関わらず、個人情報保護を常に意識しなければならないと感じております。このため当院では、個人情報を適切に取り扱うべく「個人情報保護方針」を定め、これを遵守いたします。

■ 個人情報の取り扱いに関する基本原則

 当院の個人情報の取り扱いの基本原則は下記の3点です。
① 個人情報の利用目的の明確化
当院は個人情報を扱う際には、目的を明確化し、その目的の範囲内において個人情報を利用させていただきます。なお、目的の範囲を超えて患者さんの個人情報を利用する場合には、予めその目的を明示いたします。
② 個人情報の第三者への提供
当院は公的機関からの法令に基づく照会など、法令により第三者提供が認められている場合を除いて個人情報を第三者へ提供することはございません。
③ 個人情報に関する安全管理対策
当院は院内の体制を整備し、適切なセキュリティ対策を講じ継続的改善に努めます。また個人情報に対する不正アクセス、紛失、破壊、漏えい、改ざん等を防止し、安全対策を実施いたします。

■ 個人情報保護のための当院の取り組み

当院では個人情報を保護するための具体的な取り組みとして以下の活動を行います。
① 従業員教育の実施
個人情報の適切な取り扱いを周知させるための従業員教育を実施します。
② 守秘義務の徹底
 業務上知り得た情報を外部に漏らすことのないよう徹底いたします。
 
※個人情報保護の利用目的明確化の観点から年賀状の送付は平成17年度を以って取り止めることとなりました。
 


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